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CyberArk、業界初のアイデンティティ中心のセキュリティブラウザを提供開始

4月 5, 2024

CyberArk Secure Browserにより、企業の最も重要なリソースを保護し、 Cookieの窃盗を回避

アイデンティティ セキュリティ カンパニーであるCyberArk(CEO:マット コーエン、本社:米国マサチューセッツ州ニュートン、およびイスラエル ペタク チクヴァ、NASDAQ:CYBR)は、業界初のアイデンティティを中心としたセキュアなブラウザとして、セキュリティとプライバシーを強化しつつ、生産性の高いユーザー体験を提供するCyberArk Secure Browserの一般提供開始を発表しました。

CyberArk Secure BrowserはCyberArk Identity Security Platformの一部であり、人やマシンなどのあらゆるアイデンティティに対して、使用するデバイスや場所を問わず、あらゆるリソースや環境へ安全にアクセスすることを可能にします。

カリフォルニア州財務局のエンタープライズアーキテクトであるChris Dove氏は、次のように述べています。「今日、リモートアクセス、SaaSアプリケーション、クラウドインフラストラクチャの利用拡大により、セキュリティの盲点が発生しています。私たちはセキュリティ体制を見直すとともに、分散化しているワークフォースを通じた重要資産への不正アクセスを保護するツールへの投資を推進しています。既存のCyberArk環境にCyberArk Secure Browserを追加することで、職員の生産性を担保しつつ、厳格なセキュリティポリシーを適用し、より効果的なデータの保護が実現できます。業務システムへの職員のアクセス時には、パスワードのローテーション、パスワードの非保持をサポートするセキュアで隔離されたブラウザのみが使用され、データをより安全に保護することができます。」

また、米国のオフィスワーカーを対象とした2024年3月の調査によると、企業の直面するブラウザベースのサイバーセキュリティリスクとして下記のような内容が挙げられています 。

  • 78%は、企業の機密情報へのアクセスに際し、個人的なブラウジング時と同じデバイスを使用
  • 65%は、職務の遂行に際して、所属組織が定める安全なブラウジング・ポリシーに反する方法でブラウジングをせざるをえない必要があると回答(12%は、「常に」ポリシーに違反していると回答)
  • 59%は、職務の遂行で使用されるWebブラウザに、職場のログインとパスワードを保存

CyberArk Secure Browserは、企業の最も重要なリソースを保護し、セキュアなパスワードレス体験、特権情報や資産に対する容易なアクセスが実現し、Cookieの窃取やセッション乗っ取り攻撃に起因する侵害の阻止に役立ちます。最近の大規模なセキュリティ侵害とCyberArk Labsの最新調査から明らかになっている通り、脅威アクターはCookie窃取のような手法を使用することで、認証ツールを完全に回避し、機密性の高いデータや資産への不正アクセスを実現しています。

本製品は特権制御に対応し、複数のデバイスで容易に導入可能です。本製品はクラウドファースト環境向けに特別設計されており、オンプレミスのリソースとSaaSアプリケーションの両方に対して安全で一貫したアクセスを提供します。本製品により、セキュリティチームは今までにない可視性、コントロール、ガバナンスを手に入れることができ、ログイン時並びにログイン後に侵害されたアイデンティティ、エンドポイント情報、認証情報の悪意ある使用を阻止することができます。

CyberArk Secure Browserの主な特長:

  • 特権アクセスと機密アクセスを含む、ブラウザからのすべてのアクセスを保護
  • 企業の全体的なアイデンティティ/アクセス管理やセキュリティアーキテクチャとの連携
  • ユーザー自身のデバイス、管理されていないデバイスから企業リソースにアクセスする際のセキュアかつ安全な手段を提供
  • 仕事用・個人用のアプリケーションとドメインを分離
  • 高リスクグループを含むすべてのユーザータイプを対象に、リソースへの簡単かつ迅速なアクセスを実現
  • 規制・監査要件への対応を合理化

CyberArkのCEOであるマット コーエンは、次のように述べています。「SaaSアプリ、クラウドネイティブなリソース、ビジネスクリティカルアプリケーションに対するブラウザからのアクセスの増大は、かつてない大規模なリスクを生み出しており、攻撃者はこうした状況をいち早く悪用しています。アイデンティティの管理行程全体を隅々まで把握し、保護するには適切なコントロールが必要ですが、従来型のアクセス管理アプローチにはこの要素が欠けています。強力なエンタープライズ向けブラウザの提供を通じ、生産性を向上させ、組織で最も頻繁に使用されるアプリケーションにセキュリティとプライバシーのコントロールを追加することが可能になります。CyberArkは今後も、あらゆる規模の組織を対象に、組織のアイデンティティ セキュリティの強化を支援してまいります」

[1] 米国のオフィスワーカー4,000人を対象とするCensuswide社の調査

以上

CyberArkについて

CyberArk(NASDAQ:CYBR)は、アイデンティティ セキュリティの世界的なリーダー企業です。CyberArkはインテリジェントな特権制御に注力し、ビジネスアプリケーション、リモートワーク、ハイブリッドクラウド環境、さらにDevOpsライフサイクル全体に渡って、人に紐付くIDをはじめ、人に紐付かないIDを含むあらゆるアイデンティティを対象に、最も包括的なセキュリティソリューションを提供しています。世界有数の大手企業が、企業の重要な資産のセキュリティを確保するためにCyberArkを採用しています。CyberArkの詳細については、https://www.cyberark.com/ja/ブログ(英語)、X(旧Twitter)(@CyberArk)、LinkedIn、Facebook、YouTubeをご参照ください。

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